CNT天然ゴムコンパウンド
產品規格
| Rubber- CN1001X CNT天然ゴムコンパウンド規格 |
| 規格項目 |
系統 |
備考 |
| 外観 |
黒 |
N/A |
| 主成分 |
カーボンナノチューブ |
N/A |
| ゴム種類 |
天然ゴム |
N/A |
| 耐熱温度 |
|
N/A |
產品描述
カーボンナノチューブ(Carbon nanotubes、 CNT) は、導電性カーボンブラックのゼロ次元構造（ボール構造、0D）とは異なる1次元構造（1 dimension、1D）であり、CNTは導電性カーボンブラックよりも優れた導電性や熱伝導率、機械特性を誇る。したがって、添加後、それはポリマー複合材料に独特の特性を与え、新しい製品を創造することができる。
一般的なゴム材(Rubber- materials)を変性するには3つの方法がある。第1の方法は粉末と補助剤の混合によるの変性であり、第2の方法はゴム高分子混合、そして第3の方法は合成ゴムによる変性である。 TCNTゴムコンパウンド「Rubber-CN1001X」はゴムと合成する工程で、元の製品の導電性を大幅に高めることができる。しかし混合後、ゴムの合成工程で従来の導電性カーボンブラックとのゴムコンパウンドと比較して（例えば、37wt％のCBゴムコンパウンド）従来の導電性カーボンブラックシリーズ助剤を1/5〜1/10またはそれ以下の添加のみが必要であり、従来のゴム混合工程を変更する必要はなく、混合時間が短く、混合も容易であり、優れた静電気防止特性を得ることができ、顧客の高品質な新製品製造の大きな助けとなる。
產品特點
- ゴム製品との高い適合性…各種天然ゴム化合物の変性に適している。コンパウンドでは主に天然ゴムを使用し、TCNTのCNT分散技術によって天然ゴムと合成する。
- 混合時間が短く、混合工程(Blending process)で優れた混合加工性を誇り少ない添加量で静電気防止効果が得られる。従来の導電性カーボンブラックの混合時間の半分以下であるため、混合工程の時間を短縮し、製造原価を下げることができる。CP値は良好である。
- 少量を添加するだけで優れた表面の電気抵抗が得られる…混合変性で使用する固形ゴムは、少量(<20phr以下でも静電気防止効果を発揮する)を添加するだけで静電気防止効果が向上する。例えば、下の図はTCNTカーボンゴムコンパウンド(Rubber-CN1001X) と37wt% CBゴムコンコンパウンドにおける同様の基準( phr )、同様の工程の混合で変性した表面の電気抵抗率を曲線で表したものである。
- 製品の光沢度を高め、虹色の波紋が発生しない…従来のカーボンブラックには吸油性があるが、TCNTのカーボンゴムコンパウンド「Rubber-CN1001X」はゴム表面の黒い光沢に優れ、反射縞の問題が発生しない。
- 従来の変性充填剤（シリカおよびカーボンブラック）との優れた互換性…シリカとTCNTのCNT強化剤と併用すると、1 + 1> 2以上の効果が得られ、シリコンがよりな全方位的な製品へと進化する。
- ゴムとの優れた結合性-カーボンナノチューブは線状構造で、ゴム高分子と緊密に結合しやすいので、添加混合後には剥離が発生しない。
- カーボンナノチューブとゴムとの3D結合のSEM写真及びカーボンブラックとの相乗効果のイメージ図:
Pic.(a)カーボンナノチューブ+ゴムの 3D 結合SEM写真。 Pic.(b)カーボンナノチューブとカーボンブラックの相乗効果
図 2.物性比較用レーダーチャート。天然ゴムとカーボンブラック (NR CB Recipe)と天然ゴム、カーボンブラック+TCNT CNT ゴムコンパウンド(NR CB + TCNT CNT Rubber Recipe)の比較用レーダーチャート。
建議使用方式
- 本導電助剤の添加工程で、少ない比率で添加( 添加比率は50phr未満推奨、50phrを超える場合、元のシリコンのコロイド性が変性しやすくなる)することを推奨する。大幅に製品の導電率が向上し、優れた静電気への抵抗が可能となる。
- 適用する工程:ゴムの混練およびミックス工程 (ローラーおよびミキサー)
- 顧客の異なるニーズに合わせて提案。
- 一般のシリカとカーボンブラックがシリコンと両立するゴムと混合する場合の使用に適している。
